tildaのブログ

読書日記にしたいけど多分そうじゃない

歯医者へ

歯医者へ行ってきた。半月ほど前からお付き合いしていた奥歯の違和感が、とうとう痛みに進化してしまったからだ。

「幾つになっても歯医者は嫌」とは銀魂にあった名言だが、全くその通り。怖いしできれば行きたくない。しかし、痛いのも嫌なので泣く泣く通うしかない。

おまけに歯医者というのは結構待たされる。それも嫌だ。今まで予約しても待たずに診察してもらえた歯医者なんてあったかどうか…思い出せない。そこで、歯医者に行って待たされるのなら、新しく文庫本なんか買って読書の時間にあててもいいじゃないか。そうだ、新しい本を楽しみに歯医者へいこう。そう決めてから予約の電話をし、その流れでスマホで一冊注文した。

先日読んだ『モンテレッジォ 小さな村の旅する本屋の物語 』がとても良かったので、他の著書も読みたいと思っていたので、あまり迷わなかった。短編集のようなので、待合室で少しずつ読むにも調度良いようにも思えた。

そして、頼んだばかりの本を楽しみに歯医者へ行ったのだが、全く待たされることがなかった。待合室で恐怖を増殖させる暇がなかったのは良かったのだが、1ページ目を開いて半分も読めたか読めないかというぐらいだった。スムーズで実に良かった。良かったんだけれども、折角読書の準備もしていったのに、と思うとなんだか残念でもある。しばらく通院しなくてはならないので、そのうち読めるか。